コンタクトレンズ装用の前に

◎ コンタクトレンズは高度管理医療機器です。必ず事前に眼科医にご相談のうえ、検査・処方を受けてお求めください。

◎ ご使用前に必ず添付文書をよく読み、取扱い方法を守り、正しく使用してください。

コンタクトレンズ装用の前に

【爪の長さを確認してください。】

爪の長さを確認してください。

爪が伸びている場合は短く切って、角が無いようになめらかにしてください。 爪が伸びていると、レンズを傷つけてしまう場合があります。

【手指を洗い清潔にしてください。】

手指を洗い清潔にしてください。」

手指を石鹸できれいに洗って十分にすすぎ、清潔にしてください。手指が汚れていると、レンズも汚れる場合があります。

また、洗った後は水分が残らないように注意してください。水道水が手指に付着していると、手指を介してレンズに水道水が付着し、レンズの膨張や変色が引き起こされる場合があります。

開封前の確認

【開封する前にレンズの確認をしてください。】

開封する前にレンズの確認をしてください。

開封前にブリスターパッケージを軽く振って、パッケージ内でレンズが保存液中に入っているか確認してください。レンズの外観に変形、変色、異物・汚れの付着、キズ、破損などの異常が無いことも確かめてください。

レンズの取り出し方

【ブリスターパッケージのアルミホイルをはがす】

ブリスターパッケージのアルミホイルはアルミニウムにビニール膜が重ねられた構造となっています。このアルミホイルを開ける際にアルミホイルを斜めに寝かせて引っ張ると、アルミニウムのみがはがれてビニール膜が容器上に残ってしまうことがあります。

 

ビニール膜を残さずきれいに開けるために、片方の手でブリスターパッケージをしっかりと持ち、もう片方の手でアルミホイルを持ち、一旦アルミホイルを真上に引き上げるように少しはがしてからアルミ ホイルを垂直方向に引き上げるようにゆっくり開封してください。このとき、アルミホイルやブリスター パッケージの縁で手を切らないようにご注意ください。

【レンズを取り出す】

保存液に人さし指を入れ、ブリスターパッケージのカーブに沿うようにして指の腹でそっとレンズをすくい上げ、水分を軽く切って取り出してください。このとき、爪などでレンズを傷つけないように注意してください。

【開封後のレンズの確認】

レンズに欠けや破れ、変形等の異常が無いことも確認してください。

レンズを取り出したら指の上に乗せ、レンズの形状で表裏を確認し、レンズに欠けや破れ、変形等の異常が無いことも確認してください。 レンズに異常があった場合は装用しないでください。

レンズのつけ方

1.水分を切る

1.水分を切る

レンズを取り出したら指の上に乗せ、レンズの形状で表裏を確認し、レンズに欠けや破れ、変形等の異常が無いことも確認してください。 レンズに異常があった場合は装用しないでください。


2.指にのせる

2.指にのせる

利き手の人さし指にレンズをそっとのせます。このときレンズの表裏の確認を必ず行ってください。

※手と指の水分をよくふき取っておくとレンズをつけやすくなります。

3.指で目を大きく開く

3.指で目を大きく開く

レンズをのせた手の中指で下まぶたを下に引っ張り、もう一方の手の人さし指で上まぶたを引き上げ、目を大きく開きます。

※この時まつげも一緒に押さえるとスムーズに開きます。

4.くろ目の上にのせる

4.くろ目の上にのせる

人さし指にのせたレンズをくろ目の上にゆっくりのせます。

5.目を閉じる

5.目を閉じる

ゆっくりと何度かまばたきをすると、レンズがくろ目の上で安定します。

6.目を閉じる

6.装着を確認する

レンズが正しく装着され、よく見えるかどうかを確認します。

7.もう一方の目にも同じ方法でレンズを装着します。

レンズのはずし方

1.レンズをずらす

1.レンズをずらす

人さし指でレンズをくろ目より少し下にずらし、レンズ下方約半 分がしろ目の上にのるようにします。(レンズをずらさずに無理にはずすと角膜を傷つけることがあります。レンズが動きにくいときは、数回ゆっくり大きくま ばたきをするか、眼科医の指示に従いソフトコンタクトレンズ用の目薬を点眼して、十分に水分を含ませてからずらしてください。)

2.レンズをはずす

2.レンズをつまむ

親指と人さし指の腹でレンズの下方をつまんで取り出します。(このとき爪で目を傷つけたり、レンズを破損しないように注意してください。)